ABB、可搬重量6〜12kgの新型ロボット「IRB 1700」シリーズを発表、精密製造向けに省エネと省スペースを訴求

ABB、可搬重量6〜12kgの新型ロボット「IRB 1700」シリーズを発表、精密製造向けに省エネと省スペースを訴求

ABBの産業用ロボット部門ABB Roboticsは、精密製造の工程に向けた小型の新型ロボット2機種「IRB 1700」と「IRB 1700ID」を発表しました。可搬重量は6kgから12kgまでの5モデルで、制御装置にはOmniCoreを使います。発表は2026年10月13日で、同月12日から上海で始まった中国国際工業博覧会のABBブースで初公開されています。

精度と速度、消費電力の数値

発表によると、パスの繰返し精度は0.03mm、最大軸速度は毎秒700度です。サイクルタイムは同クラスの市場製品と比べて最大20%短縮できるとしています。消費電力は、OmniCore上で動かしたIRB 1700と前モデルのIRB 1600を同じ可搬重量で比べた場合に、最大15%少ないとされています。オイルの交換間隔は最大2万時間で、設置面積は従来機種より50%小さくなりました。

配線を内蔵したIDモデル

IRB 1700IDは、ケーブルとホースをアーム内部に通す「Integrated Dressing」という設計を採っています。配線を外に出さないため、設置の手間を減らせる点が特徴です。想定する用途は、マテリアルハンドリング、アーク溶接、バリ取り、研磨、マシンテンディング、AIサーバーラックの組み立てなどです。

ソフトウェアと会場でのデモ

関連するソフトウェアとして、RobotStudio、AI Robot Trainer、OmniCore EyeMotionのほか、衝突を自動で避けるパス生成機能が挙げられています。上海の会場では、アーク溶接と研磨のデモが行われます。ABB Roboticsのクレイグ・マクドネル氏は、精密製造では品質を保ちながら生産量を増やし、運用コストを下げる圧力が高まっていると述べています。発売時期と価格は、発表では示されていません。

概要

提供元
ABB株式会社(ABB Robotics)
製品名
IRB 1700、IRB 1700ID
可搬重量
6kgから12kgまでの5モデル
発表日
2026年10月13日
初公開
2026年10月12日から16日、中国国際工業博覧会(上海)

出典: ABB株式会社「ABB Robotics、精密製造工程向けの新型高性能ロボット2機種を発表」
プレスリリース原文

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